住宅のストック市場形成が叫ばれて久しいものの、建物の耐久性にとって最も大切な外装に対する取り組みが進んでいるとは言い難い状況です。なかでも屋根に関しては建築従事者の知識不足は著しく、頼るべく専門職も年を追うごとに減少しているのが現実です。
屋根リフォームの担い手として頑張っておられる専門業者もいますが、絶対数は少なく、傾向としては外壁塗装業者が屋根リフォームの一端を担っているのが現実です。何よりも引き渡した住まいを守るべき工務店やビルダー、ストック市場の活性化に欠かせない不動産会社の営業シーンでは、屋根に関する知識不足から、建物の耐久性に関わる活動が適切に行われているとは言えません。
このような状況を鑑み、当協会では協会会員に対して、屋根に特化した全6回の研修を行い、すべてを受講した会員を「ルーフアドバイザー」として認定します。
主に営業面での活用を期待しており、習得した知識をもってお客様宅の屋根の現状を把握し、適切な対策を正しく提案できる人材の育成を当協会がお手伝いします。
・ルーフアドバイザーの役割
・屋根の基礎知識(屋根形状、屋根構造、屋根材、そしてリフォームの進め方)
・屋根リフォームの現場調査
・アスベストについて
・ストーンチップとカバー工法のUSP
・ストーンチップとカバー工法の営業トーク
・実践研修ケーススタディ
※研修会は年2回開催しています。(上記内容を前後編にわけて各回1時間)
※研修費は不要です年会費に含まれています。
認定者にはIDを発行します。