地球温暖化に伴う大型台風や大雪による気象災害は、今や全国的な問題になりつつあります。とりわけ住宅における被害は屋根に集中しており、その対策・対応に苦慮しているのが現状です。
その理由としては、台風被害は地域が限定され、その他の地域では屋根材や施工方法に気象災害に対する意識が希薄であったことが挙げられます。加えて、職人不足により原状回復のままならない状態が続いています。また、コロナ禍の蔓延防止の観点から、被災時には在宅避難が増加すると予測され、屋根の強靭化と太陽光パネル設置にも問題の生じない施工方法が必要とされます。このような現状を鑑み、既存住宅に対し、気象災害の影響を受けにくい屋根材および施工方法の普及、屋根知識の教育、そして職人不足の解消を目的とした公正な組織が必要と考え、本協会を設立しました。さらには社会問題となっている空き家に対しても、その再利用に屋根の強靭化が役立つものと考えています。
既存屋根の適正な強靭化改修により、
安心安全の住宅を創出することで住宅の使用価値を高め、
中古住宅市場の活性化ひいては空き家の再利用を促し、社会問題の解決を目指す。
さらに確かな施工技術と知識を有する職人を育成し、
屋根業界の地位向上と新たな雇用促進による社会貢献を果たすものとする。
組織名 ● 一般社団法人 日本ルーフレジリエンス協会
略称 ● JRR ジェイ・アール・アール
設立 ● 2021年7月1日
代表者 ● 横井敏昭
執行組織 ● 全国各エリア
事務局 ● 〒167-0034 東京都杉並区桃井1-10-13